<一覧へ戻る

コインパーキングの経営では、できるだけランニングコストを抑えることが大切です。

そこで、どのようなことにどれくらいの費用がかかるのか、効率的に節約し、利益を高めていくためにはどうすれば良いのかについてご紹介します。
どこか削れる部分がないか悩んでいる方も参考にしてみてください。



■コインパーキング経営でかかるランニングコスト

どのような形でコインパーキングを経営するかによって、かかってくるコストが変わります。


＜自分の土地で行う場合＞
継続してかかる主な費用は、機械のメンテナンス費用や電気代です。この他、数百円程度のレシート用紙代もかかります。

ロック板などの機械のメンテナンス代金は1台あたり2,000円/月ほどみておきましょう。他にも、ケースによっては警備会社の対応費も必要になります。


＜土地を借りて行う場合＞
土地を借りて経営する場合、上記の費用に加えて土地のレンタル代が必要です。これは各ケースで大きく異なるのでよく確認が必要になります。


＜運営会社に依頼して行う場合＞
運営会社に依頼して運用する場合は、ランニングコストがほぼかかりません。ただし、いくら利益が増えても契約した売上を超えた分はすべて運営会社の取り分になります。



■電気代を節約するポイント

ランニングコストを最小限に抑えるためには、電気代を節約することが大切です。
次のようなポイントがあります。


＜照明の変更＞
常にフル稼働する照明ではなく、調光機能付きの照明にするのもおすすめ。またLEDライトに変更するのも良いですね。LEDライトには虫が集まりにくいメリットもあります。


＜必要な照明数を見直す＞
コインパーキングの中には、必要以上の照明を設置しているところがあります。
特に電気代の大半はサーチライトが占めているので、サーチライトの数を減らせればそれだけ電気代も節約できるのです。

暗い時間帯に実際に足を運び、明るすぎないか確認してみましょう。当然ながら暗ければ利用しにくい駐車場になるので照明の減らしすぎには注意が必要です。



■毎月かかる費用だからこそ、慎重に考える必要がある

コインパーキングの経営で失敗してしまった方の多くは、初期費用にばかり目を向けてしまい、ランニングコストの見通しが甘い傾向にあります。

今回ご紹介したいように、月々かかる費用のことまでよく考え、どのような形で運用していくのかについてしっかりイメージしておくことが大切です。
節約できるポイントは節約し、利益を多くあげられるように考えてみてはいかがでしょうか。

<一覧へ戻る